こんにちは!元公務員ブロガーのやっくんです。ブログ見てくれてありがとうございます。
この記事では公務員としていて働いていた時に感じた「この人優秀だな」と感じた人や
上司や周りから評価されていた人についてお伝えしていこうと思います。
公務員は営業等がなく、評価がつけづらく、仕事に意欲がある人も少ないため以下のような社会人の基本を守って仕事すればできる人認定されることは間違いないです。
事務ミスをなくす
これ当たり前じゃんと思うのですが、公務員ではより重要になってきます。
公務員の評価というのは「減点主義」です。
つまり、功績よりもいかにミスをしなかったが大事になってきます。
事務仕事なのでそうなりますよね。
手続き漏れなどの大きなミスをすると監査などに引っかかるため当然課長などの幹部は敏感になります。
監査でされれば、自分も上から管理者としての資質を問われることになるからです。
このように公務員の評価は成しとけだ実績(がんじがらめ制度の中で何かを成すのはそもそも難しいが)というよりもいかにミスが少ないかが大事なので、自分で仕事を頑張った成果をしっかりと評価してもらいたいという人には向きません。
常にほうれんそう(報告・連絡・相談)
これは組織では最も重要な行為になります。
情報の共有化を図ることで、チームや組織で同じ知識レベルの水準になれるからです。
公務員は基本的にボトムアップで下から上へと案件を回していく組織なので、
ほうれんそうができると幹部からの評価も高くなります。
心理学の毎日少し話すだけでも好印象をもつようになるという「単純接触効果」も期待できるでしょう。
実際、仕事ができる人はこれ本当に言う必要ある?というちょっとしたことでも課長や係長に報告しており、高い評価を受けていました。
また、仕事以外にもプライベートの報告を毎日する人もいましたが、なぜか評価されていたので「単純接触効果」は侮れないのかもしれません。
スケジュール管理の徹底
多くの幹部が言っていたのはスケジュール管理の徹底が多かったです。
「仕事に追われちゃだめだよね」「さきにさきに対処しておかないとね」という言葉を二人の課長から聞きました。
自分がかかわる案件をピックアップして、期限を確認し、重要度の高いものから処理していくことが大事です。
でも多くの公務員がこれをできずに怒られたり、だらだら残業したりというのが実態でした。
公務員というのはそれほどのぬるま湯ということかもしれません。
仕事ができたら70%~80%のできでも上司に起案してもいいかもしれません。
なぜなら、回議の途中で多くの直しが入るので、自分であれこれ悩むより
思い切って回して訂正してもらったほうが良いからです。
回議では様々な人を通過するため、個人の好みややり方で直してくることが多いので
あの人がこう直したけど、ここ違うんじゃないとかくだらない訂正合戦が起きることもあります笑
できる人の宿命 次々に仕事が降ってくる
以上のようにできる人に認定されるのはそんなに難しくありません。
ただ、認定されるとデメリットは大きいです。
仕事ができる人認定されると給与が上がるということはないかわりに多くの仕事を任されることになります。
仕事が遅かったり、できない課員のサポートに回されることになるのです。
しかもほかの人の手に負えなかった案件や期限間近の案件など、困難な仕事が回ってくるわけですが、できる人はそんなものをものともせず処理をしていきますけどね。
ただ、一部の賢い先輩や上司というのは仕事が降ってこないように自分の仕事量を悟られないように淡々と自分の仕事をやっていましたね。
たくさん仕事をこなしても給与があがることはないのでそうなりますよね。
ただ、たくさん仕事をこなしていれば上司の評価が上昇して、将来的には給与が大きく上がる可能性はありますけどね。
公務員として生きる残るにはほどほどに頑張るくらいが丁度よいのかもしれません。