
こんな悩みにお答えしますね。
はじめまして、やくもと言います。6年務めた県庁を辞めて、外資企業でコンプライアンスへの転職を成功させました。
公務員から民間企業への転職は難しそうなイメージです。今回は公務員から民間企業への転職事例なども紹介し、自らの経験をふまえ記事を書きます。
公務員から民間企業への転職事例
公務員から民間企業への転職は実例をまとめてみました。
エリートネットワークは公務員転職の実例が豊富
28歳地方公務員 → エネルギー企業 事業企画
「民間企業のスピード感や柔軟性をもって、切磋琢磨しながら自分も成長していきたい」という思いと、「今まで公務員としてやってきた仕事のように、たくさんの人の利益に繋がって、社会貢献できる仕事、普遍的で恒久的な価値に繋がる仕事がしたい」という思いが強いことに気が付きました。
(中略)
現在働いているのは、再生可能エネルギーという地域に根差しながら国際的な枠組みに挑戦でき、これから成長していく業界です。
引用:エリートネットワーク
「民間のスピード感」と「地域貢献」という軸で転職活動をされて、結果的に再生可能エネルギーという社会貢献度の高い分野に決まったようです。
再生可能エネルギーは民間分野でありながら、公的な要素もあるので公務員でも参入できる可能性は高いです。
実際、私もエネルギー企業の選考に進んだのですが、面接ではパブリックマインドな人物を求めている印象でした。
公的要素を合わせもつ民間企業を探すというのもありです。
【参考例】
エネルギー産業
通信産業
道路や水道関連企業
地理測定企業
33歳国家公務員(ノンキャリア)→大手金融機関の調査部門
35歳近くの年齢のノンキャリア国家公務員の転職は、きちんとしたスキルを持っていることが必要だと思います。(中略)私の場合、内定先のニーズが私の調査分析での経験、アジア地域に対する知識、外国語力に合致しました。
引用:エリートネットワーク
国家公務員として海外の調査分析を担当してきたことが民間調査部門でも活きると判断されたようです。
30代に求められるのは即戦力ですね。
28歳一部上場法人営業 → 国税専門官 → 一部上場管理部門
「何故わざわざ公務員という職を捨ててまで転職するのか?」 という問いに対する回答には非常に気を遣いました。
(中略)
結果的には、「民間から安定性を求めて公務員へ転職したが、自身には合いませんでした」 という非常にシンプルな説明をすることとしました・・
引用:エリートネットワーク
公務員の転職で最も聞かれるのが「なぜ公務員を辞めたのか」でしょう。言い訳はせず率直に合わなかったと回答するのもありですね。
簿記2級取得や国税庁という経験がバックオフィスに向いていると判断されたようです。年齢的に28歳は第二新卒ぎりぎりです。
26歳地方公務員主税局→大手証券会社主計部
「公務員ということで、転職が難しいことは確かだができないことはない。未経験としては26歳という年齢もぎりぎり。だから、転職するならとにかく今すぐ始めなさい」
引用:エリートネットワーク
公務員から民間企業へ転職するなら26~27までならポテンシャル採用された可能性があります。
未経験からエンジニアに
公務員からエンジニアになる事例もあるようです。
「人との関わりがあったから続けられた」|公務員からエンジニアになるキャンプ生(for GEEK)
公務員からデータサイエンティストに転職。28歳で安定より成長を選ぶ(codecam)
もしプログラミングの相性が良ければ、学習してみる価値はあります。
エンジニアはどの業界でも必要な人材ですし、スキルがあれば転職やフリーランスも可能です。
なので、就職もしやすいです。
無料プログラミングスクール:GEEK JOB
有料プログラミングスクール:CodeCampGATE
がおすすめです。無料体験・説明聞くだけならノーリスクです。
公務員からの転職実例多数
都庁職員→ヤフー
都庁職員→酪農家
地方公務員→税理士
地方公務員→個人事業主
このサイトには公務員の転職実例が多く載っています。
結論:公務員からの民間企業へ転職できるの?・・・
結論としては十分可能ですが、早めに動きましょう。
公務員から民間企業へ転職するなら、ポテンシャル採用が狙い目。20代ならば、「第2新卒」という枠で転職活動が可能です。
公務員から民間企業に転職するには・・・
では公務員が民間企業へ転職するための方法を見ていきます。
・20代で転職活動を開始する
・公務員の経験を活かした転職活動
・資格取得もしくはスキルを身につける
20代で転職活動を開始する
これまでの経験を活かした転職活動
公務員時代の経験を活かした転職活動を行うのは効果的です。
(書類選考通過)
企画部署 → コンサルティング関連
地域活性化業務 → ふるさと納税関連
エネルギー関連業務 → 再生可能エネルギー
農業関連 → JAや農業関連企業
税務関連 → 自治体向け税務サービス導入支援、会計事務所
資格取得やスキル
経理 → 簿記2級
不動産業界 → 宅建
人事 → 社労士
エンジニア → プログラミング
外資系企業 → TOEIC
転職サイトに登録だけはしておく
33歳元公務員の転職活動リアル
簿記2級
法学部出身
地域活性化業務経験
上記の経験を活かした転職活動を展開しました。具体的には経理や法務などバックオフィス部門や地域活性化関連や営業など幅広く応募。書類選考は300件以上で面接に進めたのは20社ほど。内定は2社でした。いずれも法務職でした。
最も興味があったのは経理でしたが、30代職種未経験は厳しかったです。もし30代で転職活動をするなら経験をもとに転職活動をすすめたほうがいいと思います。
公務員から民間企業へ転職は可能だが・・・
公務員から民間企業への転職の結論は以下の通りです。
20代ならポテンシャル採用で未経験分野も可能性あり
30代は民間企業に通用する公務員の業務経験が必要
公務員からの転職は20代のほうが圧倒的に有利です。
もし迷っている方は転職サイトに登録して、自分の経験やスキルを活かす方法を考え実際に応募してみましょう。何もしなければ始まりませんよ。