公務員・キャリア

公務員の仕事がつまらない理由を徹底解説します!(生き残り戦略も)

男の子
公務員の仕事って面白いんですか?

こんな疑問に答えます!

これから地方公務員になる方や現役公務員に有益となるような情報整理をこころがけます。

【筆者の履歴】
✔ 県で税務や政策に6年携わる
✔ 課税業務で所属から表彰を受ける

県の政策局にいたので、国や市町村とのかかわりも多く公務員の組織についての知識はあります。
また、事業系の業務や課税などのルーティンワークもこなしてきました。
 
そんな知識や経験を基に記事執筆していきます。

結論:事務系公務員の仕事はつまらない

残念ながら、事務系公務員の仕事はつまらないです。もちろん中には面白い仕事もありますが、少数です。

私は様々な部署や機関の方々と仕事をしていました。

今の仕事面白いか?という質問を会う公務員みんなにしていました。これは自分が異動するための情報収集でした。けれでも、誰一人仕事を面白いと答えた人はいませんでした。また、仕事を意欲的に遂行するような人も尊敬できる上司もいませんでした。

「なんとか仕事をこなせている」
「今から転職は考えられない」
「面白いとかでなく、仕事として淡々とこなすだけ」

要約すると、仕事は面白くないけど生活のためにやるしかないということ。

ポイント

・一人あたりの担当業務が多すぎる
・専門性が高めていけない
・組織のむだや慣習が多い
・成果主義ではない
・ルーティンワークが多い

仕事がつまらない理由はこれらに集約されます。
 
ひとつひとつ見ていきましょう。

担当業務が多い

事務系公務員はひとりひとりの担当業務が非常に多くなっています。原因は公務員の人員が少ないという構造上の問題です。
 
OECD先進国の中で見ても日本の公務員数は少ないです。
 
なので、日本の公務員は一人当たりの業務が過大な傾向になっています。
 
ぼくが県庁にいたときも、重い案件を複数もっており、ひとつひとつの事業への関与が浅くなっていました。
 

・特産品のPR
・県有施設の管理
・県内ツアーの開発
・イベント開催の調整
・HPの運営

こんな感じで、全く異なる業務を複数こなしていました。県の本庁に勤める同期たちもこれと同じ程度かそれ以上の案件をかかえていました。
 
本来ならば、ひとりひとつの案件で集中して取り組んだ方が成果が出ると思いますが、これだけ並行してやるので、成果が出にくくなっているのが現状です。
「じゃ事業スクラップすればいいんじゃない?」
公務員は事業のスクラップがなかなかできません。公務員組織自体保守的ということもありますが、人員が減らされてしまうとなると課長が結構抵抗します。
事業を辞めるという事を県民や議会に説明しなければならないので、それが嫌だというのが県上層部の思考でした。
 
ということで、事務系公務員は一人当たりの担当業務が多すぎて、ひとつひとつの業務へのコミットメントが難しいのでやりがいを感じることが少なくなります。
 
公務員が少ないのは国の財政支出を抑えたいという思惑が働いているためなので、その考えが変わらない限り公務員が増えることはないと思われます。

事務系公務員は専門性が低い

事務系公務員は2~3年の異動が基本となっているので、専門的なスキルが身につきません。
 
3年でようやく仕事を覚えたと思ったら次の部署にいきます。部署間での仕事はまったく異なるのでまたはじめからやりなおしです。
 
次の部署にいったら前の部署の仕事を忘れてしまうという悪循環もあります。
 
専門性が高まらないので、やりがいやモチベーション維持も難しくなります。
 
「どうせ3年で異動だし」「覚えても次異動だしな」みたいな思考になりがちな組織になってました。

組織のむだが多い

事務系公務員は仕事は複雑です。

自分で自分の首をしめるようにルールの徹底化や標準化を図ろうとします。

また、例えば、決裁も係長、副課長、課長、部長など一人一人に担当が同じことを説明することやそのためになんども同じ資料を修正したり、追記したりします。

要は意思決定や施策実行適正さを保つためにプランニングの時間が非常に長いです。

あとは、組織間の無駄。「この案件は総務を経由しないとだめだ」とかも結構ありました。確認や修正等は一切行わないのに、ただただ儀式的に経由しなければならないという・・・。これは完全に無駄ですね。

これらは例にすぎないですが、公務員組織には前からこうしているから今後もこうやる伝統主義が根付いており、それが「組織の無駄」につながっているのではないかと考えます。

ルーティンワークが多い

また、アルバイトでもできるようなルーティンワークを正規職員がひたすらやっていることもあります。事務系公務員の職場は常に人員不足な印象でした。

・書類を出したりしまったりするために倉庫を行き来
・一日電話対応で業務終了
・アンケートの情報をひたすらExcelに入力

もちろん新たに職員を雇う余裕もありません。

ルーティンワークを20代でやっているのは正直もったいないないです。部署にもよりますが、ルーティンワークしかない部署だったら成長が望めないので異動希望を出しましょう。

公務員にはそれでも面白い部署はある

国際観光やビジネス関係はそこそこ面白いし、今だったらRPA・AI導入がトレンドですね。

僕の後輩も海外出張したり、たくさんの一流企業をあつめたりして結構楽しそうでした。また、僕自身も地元の面白いNPOと共同事業を行ったりしたことはあります。

また、最近だとRPAやAIなど最先端の技術をもった企業と仕事できるのは非常に面白いと思います。

けれども、これらの希望部署に行ける確率は限りなく低いと考えてください。

人事は基本希望や意向を聞いてくれません。

人事の同僚に聞いたところ、人が多すぎでそれぞれの希望など聞いてられないとのことでした。

自分でキャリアを形成していく自由が公務員にはほとんどないと考えてよいでしょう。もし、大事な20代、30代につまらない部署に配属されたら、失うものは大きいです。

転職するなら早いうちから準備すること

なのでもし、転職したいなとおもったら、3年は我慢するなどと考えず、いますぐ行動しましょう。

若いときこそ人材価値はありますが、30代とかになったら転職の難易度はあがっていきます。

向上心があり、成果主義が良いと思うならすぐに転職しましょう。

事務系公務員では自分の能力を最大限発揮して楽しく働くという事が難しいです。

趣味に生きるのもあり

とはいえ、仕事つまらなくてもいいし、公務員を続けるという方もいると思います。

そうすると、可能な限り残業が少ない部署に行くのが大事になってきます。

県庁の場合、出先機関は相対的に残業時間が少ないですが、保健福祉系などは忙しい場合もあります。

自分の働く役所でどこが残業が少ないのかを同僚や労働組合からよく情報収集しておきましょう。

暇な部署に行くために自部が所属する組織の長に家庭の事情(嘘でもよい)をよく刷り込んでおきましょう。

家庭の事情はなんでもいいです。例えば、奥さんが民間企業で深夜まで働いているので、子供の世話や家事のために早く帰れる部署がいいと説明するとか。
そうして、公務員という安定した身分で最低限仕事しながら、余暇を自分のために使う。そんな人生選択もありかなと思います。

暇な部署にいる時に勉強しておく

これ結構重要です。僕の場合県税事務所という県の出先機関にいたのですが、ほとんど定時退庁でした。

けれどもこれといったスキル習得はしていなかったので、結構後悔しています。ヨガやプログラミング身につけておけば、人生の可能性もっと広まったかもと思います。

プログラミング
簿記1級(2級でも可)

これらの知識は転職する場合だけでなく、公務員として働いていくうえでも役に立つのでもし興味があるなら学んでおきましょう。

いざ、転職したいと思ったらすぐに転職できます。

・ブログ
・Youtube
・投資

また、発信や投資も知識も学べる時に集中して学んでおきましょう。これらのスキルは人生で一生役に立つものです。

ということで、事務系公務員の仕事がつまらない理由みてきました。

これから公務員になろうと思う方はなぜ公務員になりたいか再度考えてみてください。

「地域に貢献したい」
「人の役に立ちたい」

とかざっくり考えて公務員になると、自分の思惑とは全く異なる世界のため失望します。まず、異動希望は通らないと考えてもらったほうがよいです。

成長したい、成果に見合った給料がほしいというような積極的な人材を受け入れる土壌が公務員組織にはありません。

転職やキャリアチェンジ、あたらしい挑戦をできるのは若い世代の時間だけなので、よく考えて決断することをおすすめします。

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