
・公務員就職するけど役立つ有利な資格は?・公務員やめて転職するとき有利な資格ってあるの?
こんな疑問にお答えします!
1部上場企業退職後に県庁へ転職し、その後県庁も辞めて外資系スタートアップにいます。上記二つの疑問に説得力ある回答ができます。
著者の概要
- 一部上場→公務員(県庁)→外資系スタートアップ
- 簿記2級/TOEIC760
公務員に有利な資格
ポイント
①公務員就職時に有利な資格
②公務員を辞めて転職するときに有利な資格
2つに分けてお伝えしますね。
Contents
①公務員就職時に有利な資格とその理由
簿記
法人税や地方税関連部門、商工振興関連部門、NPO・第三セクター関連業務で役立ちます。僕の場合、県税事務所にいた時や第三セクター管理していた時は「簿記2級」がとても役立ちましたよ。
ポイント
公会計制度は単式簿記・現金主義会計から複式簿記・発生主義会計へ移行しはじめています。
よって、公務員なら特に総務系の仕事だと簿記が役立つでしょう。
宅建
ポイント
不動産関連業務、都市計画、国土道路利用、建築行政全般などで役立ちます。
県庁にいた時は不動産取得税の人が受験してましたよ。
ファイナンシャルプランナー
ポイント
年金、保険、税関連部門で役立つ資格です。住民ニーズに近い市町村職員に特に役立つ資格です。
行政書士
ポイント
公務員試験と出題範囲がちかいことに加えて、手続き申請側の視点も身につきます。公務員全般に関連する「行政法」を学ぶことができるため
法律に基づく許認可事務においては特に役立つ資格です。
社会保険労務士
労働基準法にかかわる人事や労働センター等で役立つ資格です。
中小企業診断士
商工及び産業振興の部門で役立つ資格です。商工業者に有意義なアドバイスができるので市民から信頼されること間違いないでしょう。
その他
司法書士、不動産鑑定士や税理士、会計士などは公務員業務に役立ちますが、もう転職か独立しているでしょうね。
②公務員を辞めて転職するときに有利な資格とその理由
TOEIC
給与水準の高い大手企業や外資系企業への転職するのに「TOEIC」は必須です。実感としてはスコア750以上だと有利に転職活動展開できます。
簿記1級・2級
2級は中堅企業、1級なら大手優良企業の経理を目指すことができます。経理以外にも経営企画や財務など「企業のお金の知識」は転職市場で非常に貴重です。
税理士、会計士
企業内ではたらく士業者もいますね。独立よりも安定して稼げます。会計士だと会計ファームに転職する人もいるようです。
行政書士、司法書士
企業の法務職への転職が有利になります。
ビジネス法務検定
ビジネスにかかわる法律を最低限勉強している証明にはなりそうです。
社会保険労務士
社労士は人事や社会保険労務士事務所への転職に役立つでしょう。いずれは独立も視野に入る資格です。
ファイナンシャルプランナー
銀行や保険などで働くならファイナンシャルプランナーの資格は役立ちます。
宅建
不動産業界への転職考えるなら必須です。企業によっては資格手当がつく場合もああるみたいですよ。
公務員に資格は必要か?
公務員として一生を終えるなら資格は不要かも。
でも、資格は一生の財産で、持っていると以下のメリット。
公務員が資格を持つメリット
実生活に役立つ
例えば、簿記があれば株式投資に役立ちますし、TOEICの勉強をしていれば英語の新聞で情報収集することができます。
もしもの転職に役立つ
公務員から民間へ転職する場合、資格は大きなアピール材料となるでしょう。
業務を効率的にすすめる
行政書士をとっておけば、許認可事務の仕事で大いに役立つでしょうし、監査の仕事をしているなら簿記も役立ちます。実際ぼくは第三セクターのモニタリングの際には簿記が役立ちましたし、公園の英語看板作る時はTOEICが役立ちました。こんな感じで公務員の仕事に役立つことはたくさんあると思いますよ。
さて、本日は公務員と資格について考えてみました。
公務員でも資格をもっていれば色々とメリットがあると思いますよ。
興味があるなら取得をおすすめします。